ドイツ称号つき優良ワイン製造業者連盟のナーエ地区会員は、1997年産のワイン以降、最上級の畑でとれたリースリング種のワインのみに畑の名称を明記して販売するという決定を連盟内部で行いました。この対象となる畑はすでに1901年のプロイセン
課税税率区分地図で特に価値の高い地区として規定されている地区です。称号つき優良ワインを製造する各農家が生産するこれ以外のリースリング・ワインについては地元ワイン(Ortswein)もしくは蔵ワイン(Gutswein)という名称で、畑名の表記なしで市場に送られます。リースリング種以外のぶどうから作られるワインも、
もしそれが等級指定を受けた畑でとれたものであったとしてもすべて同様です。
品質基準:
- 等級指定畑で収穫されたブドウを100パーセント使うこと
- 手摘みであること
- 基本収量: 1ヘクタールあたり48ヘクトリッター
- それぞれの品質等級において通常よりも高いブドウの成熟度
- ブラインド・テイスティングによる認定
ワイン蔵エムリッヒ・シェーンレーバーの等級指定畑
モンツィンガー・フリューリングスプレッツヒェン(モンツィングの春の小広場)
強い太陽光線の照射によりいち早く雪が融け、ナーエの谷の素晴らしい展望が広がるこの畑には
『春の小さな広場』という名がふさわしく、もう数百年来土地台帳にその名称が登録されています。
土壌は片岩性で石が多く、『赤寝層』の赤い粘土層が混じっています。この畑の特徴は深みのあるスパイシーな香りをもつワインを生み出すことです。
モンツィンガー・ハーレンベルク
これはモンツィングの指定畑でもっとも小さい区域で、私たちの蔵がその大部分3,8ヘクタールを所有しています。
その全面積にリースリング種のブドウが植えられています。急斜面ですが、上から吹き降ろす冷たい風からは
守られた位置にあり、その一方で下から上がってくる暖かい空気をまともに受けます。土壌は主に青色片岩からなり、砂利と玄武岩片のほかはほとんど粘土質
を含みません。この土はすぐに温まり、夏季は乾燥傾向にあるため、小粒の香り豊かなブドウがとれます。ブドウの粒がはちきれんばかりの状態にある時期
をかなり過ぎたころ、ブドウの成熟度が非常に高くなると貴腐が生じることがあります。こうしてできる貴甘ワインも実に透明感のある繊細な果実的ニュアンスの強いものになるのです。
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